LaravelでGoogle Calendarを呼び出す
LaravelでGoogle Calendar APIを呼び出して使用する機会があったので、使い方をまとめます。
Google APIsを開きます。
Google APIsのロゴの隣のプルダウンメニューをクリックして、【プロジェクトの選択】を開き、【新しいプロジェクト】を選択します。
【新しいプロジェクト】画面が開くので、【プロジェクト名】を記入し、【作成】ボタンをクリックします。
再度、Google APIsのロゴの隣のプルダウンメニューをクリックして、【プロジェクトの選択】を開き、先ほど作成したプロジェクトを選択します。
【APIとサービスを有効化】をクリックします。
【APIライブラリ】が表示されるので、検索ウィンドウで【calendar】と入力しましょう。Google Calendar APIが表示されるので選択します。
【Google Calendar API】の説明が表示されるので、【有効にする】ボタンをクリックします。
【Google Calendar API】の画面が表示されるので、【認証情報を作成】ボタンをクリックします。
【プロジェクトへの認証情報の追加】の画面が表示されるので、【サービスアカウント】をクリックします。
【Google Cloud Platform】の【サービスアカウント】が表示されるので、【サービスアカウントを作成】をクリックします。
【サービスアカウントの詳細】の画面が表示されるので、【サービスアカウント名】を入力し、【作成】ボタンをクリックします。
【サービスアカウントの権限（オプション）】画面が表示されるので、何も選択せずに【続行】ボタンをクリックします。
【ユーザにこのサービスアカウントへのアクセスを付与（オプション）】画面が表示されるので、【キーの作成】ボタンをクリックします。
【キーの作成（オプション）】が表示されるので、【キーのタイプ】に【JSON】を選択して【作成】ボタンをクリックします。
秘密鍵を含むJSONファイルのダウンロード終わったら【完了】ボタンをクリックします。
さきほど作成したアカウントの【メール】をコピーします。Google APIsでの設定は終了です。
Google Calendarを開いて、【設定】を選択します。
【マイカレンダーの設定】から【特定のユーザとの共有】をクリックすると画面がスクロールするので、【ユーザーを追加】をクリックします。
【特定のユーザとの共有】画面が表示されるので、【メールアドレスまたは名前を追加】に先ほどコピーしたメールアドレスをペーストし、【権限】は【予定の変更権限】を選択します。
追加したメールアドレスが表示されていることを確認したら、Google Calendarでの設定は終了です。
laravelをインストールします。
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel google-calendar
cd google-calendar
spatie/laravel-google-calendarパッケージをインストールします。
composer require spatie/laravel-google-calendar
laravelのuiパッケージをインストールします。
composer require laravel/ui --dev
bootstrapのauth scafolldingをインストールします。
php artisan ui bootstrap --auth
package.jsonに定義されているnpmのnode_modulesをインストールします。
npm install
webpack.mix.jsに記載されている処理を実行して、cssとjsを作成します。
npm run production
config/google-calendar.phpを作成します。
php artisan vendor:publish --provider="Spatie\GoogleCalendar\GoogleCalendarServiceProvider"
config/google-calendar.phpの内容を確認しましょう。
cat config/google-calendar.php
<?php
return [
/*
* Path to the json file containing the credentials.
*/
'service_account_credentials_json' => storage_path('app/google-calendar/service-account-credentials.json'),
/*
* The id of the Google Calendar that will be used by default.
*/
'calendar_id' => env('GOOGLE_CALENDAR_ID'),
];
.envにGOOGLE_CALENDAR_IDを記載します。
cat .env
GOOGLE_CALENDAR_ID="XXXXXXXXXXX"
ダウンロードしたjsonファイルをapp/google-calendar/service-account-credentials.jsonとして設置します。
mv ~/Download/yyyyyyyyyy.json app/google-calendar/service-account-credentials.json
artisanコマンドを実行して、CalendarControllerを作成します。
php artisan make:controller CalendarController
app\Http\CalendarController.phpを以下のように修正します。
<?php
namespace App\Http\Controllers;
use Illuminate\Http\Request;
use Spatie\GoogleCalendar\Event;
class CalendarController extends Controller
{
/**
* Create a new controller instance.
*
* @return void
*/
public function __construct()
{
// $this->middleware('auth');
}
/**
* Show the application dashboard.
*
* @return \Illuminate\Contracts\Support\Renderable
*/
public function index()
{
$events = Event::get();
return view('calendars.index')->with('events', $events);
}
}
calendars/index.blade.phpを作成します。
@extends('layouts.app')
@section('content')
<div class="container">
<div class="row justify-content-center">
<div class="col-md-6">
<div class="card">
<table class="table">
<thead>
<tr>
<th>
Date From
</th>
<th>
Date To
</th>
<th>
Time From
</th>
<th>
Time To
</th>
<th>
Schedule
</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
@foreach($events as $event)
<tr>
<td>
{{ $event->startDate }}
</td>
<td>
{{ $event->endDate }}
</td>
<td>
{{ $event->startDateTime }}
</td>
<td>
{{ $event->endDateTime }}
</td>
<td>
{{ $event->name }}
</td>
</tr>
@endforeach
</tbody>
</table>
</div>
</div>
</div>
</div>
@endsection
routes/web.phpに以下を追加します。
Route::get('/calendar', 'CalendarController@index')->name('calendar.index');
アプリケーションサーバを実行して、ブラウザで http://127.0.0.1:8000/calendar を開き、Google Calendarに登録されているスケジュールが見えたら成功です。
php artisan serve
